【マンスリーサポーター募集】困窮子育て家庭への冬休み緊急食料支援の実施を決定
ご存知ですか?未曽有の物価高で痩せていく子どもたちがいることを。
3年間続いたコロナ禍により、多くの貧困家庭では収入が減り、生活が制限されました。
コロナ禍を耐え抜いた貧困家庭の子どもたちは今、未曽有の物価高により食事を減らすなど、さらなる我慢を強いられ続けています。
認定NPO法人キッズドアでは、子どもたちに“今より明るい未来”を届けるために、この冬も給食がなくなる冬休みに向けて、全国の困窮子育て家庭へ向けて緊急食料支援を行います。
そしてこの活動を継続的に支えていただくための、マンスリーサポーターを緊急募集します。
子どもたちの食事が足りていません
本年6月にキッズドア実施した調査では、調査対象の困窮子育て家庭の約5割で、一人当たりの1か月の食費が1万円未満と大変低いことがわかりました。
一人当たり一食110円未満の食費ということになります。
同調査で、夏休みに子どもに十分な食を与えられないと考える保護者は6割に達し、コロナ禍の2021年度に実施した調査と比較しても大きく増加しています。
栄養バランスのとれた食事だけでなく、十分な量の食事を用意することも難しい状態です。
学校が休みに入る期間は給食が無くなるため、さらに食費を切り詰めることになります。
子どもの健康問題や親の体調悪化はすでに起きており、給食がなくなる冬休みの前に早急に食料支援を行う必要があります。
子育て家庭からの声
苦しい中で必死に生きる親子がたくさんいます
「物価高騰により、食料の質をさらに落とすしかなく、育ち盛りの子どもにも栄養不足を感じます。お腹が空いても水を飲んでごまかす。学校の健康診断でも、子どもは痩せすぎで注意を受けましたが、どうしようもない状態です。」
「私は食費を抑えるためになるべく食べないようにしています。下の子は『大人はご飯を食べなくても大丈夫』だと思ってしまっている。栄養不足で会社の定期検診の結果が悪くなりました。通院する予算がもったいない。」
貧困が招く負の連鎖
貧困家庭の子どもたちは、栄養不足だけでなく、学力や自己肯定感の低下、孤独・孤立などの問題を複合的に抱えています。
この環境が親から子へと引き継がれ、負の連鎖から抜け出すことがさらに困難になっていきます。
継続的な支援により、この悪循環からの離脱が必要です。
あなたのご寄付で子どもたちに“今より明るい未来”を届けることができます。
冬休み緊急食料支援の活動状況につきましては、以下キャンペーンページで順次ご報告してまいります。