お知らせ
子どもの貧困
全国プラットフォーム
2月3日、2月4日に「学習支援マネージャー研修」を実施しました
認定NPO法人キッズドアは三菱商事株式会社様よりご支援を受け、生活困窮家庭の子どもの学習支援を創発・拡充することを目的として3年間にわたり全国の子ども支援団体の皆様をエンパワーメントするプログラムを無償提供しております。
今回学習支援の現場リーダーをしているボランティア、ボランティアスタッフを束ねる現場の若手・中堅職員などを対象として
1より良い学習会運営を行うためのチームマネジメント方法を学ぶ
2効率的に学習会運営を行うためのツールを知る
3キッズドアの現場見学から気づきを得る
という上記三つを目的とした「学習支援マネージャー研修」を2/3(月)、2/4(火)に実施しました。
1日目の研修ではまず学習会の目指す方向性を示すためのロジックモデルを学びました。参加者からは「現場で様々な対応に追われる毎日で、日々の活動を振り返ったり、どんな学習会にしたいのかを言語化する機会が取れていなかったので、一度立ち止まって自分たちの活動を振り返る良い機会になりました。」との声が上がりました。

そして昼食後は活動・振り返り・改善のサイクルを回すためのKPT振り返り法をグループで行い、良かった点と課題の共有をした後に、課題に対する打ち手をグループに分かれて考えました。
最初は緊張しながら参加されていたメンバーもグループワークを一緒に行うことで距離がグッと近くなり、お互いの活動について話し合うことができました。

最後に支援者が活動しやすい環境をつくるためのツールの紹介した後、ケーススタディを行いました。
限られた時間の中で参加者それぞれが違った着眼点を持ち寄り有意義なグループワークを行うことができました。
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盛りだくさんの内容でお届けした1日目の研修でした。
2日目は前日の内容を踏まえ、キッズドアで高校生世代支援を行っている居場所型学習会施設見学を行い、学習会担当者から事業内容や普段の学習会の様子などを説明させていただいた後、参加者の皆様からのご質問にお答えいたしました。

研修にご参加くださった団体の皆様からは、
「キッズドアさん主催の研修は参加2回目ですがストレスなく参加できました。心理的安全性のある場だからこそ初対面の人でも自分の考えを話せたのだと思います。」
「同じメンバーでずっと活動をしているとゴールが決まりがちですが、全国の子ども支援団体の皆様と話すことで、今まで思いつきもしなかったような新たな視点が得られました。」
などのお声をいただき、充実した2日間の研修を行うことができました。
認定NPO法人キッズドアの全国プラットフォームチームが行う研修は、次回2025年5月を予定しております。
研修の情報につきましては詳細が決まり次第こちらのHPにて情報発信を行いますので、下記URLよりご確認いただけますと幸いです。
https://kidsdoor.net/activity/partner.html
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