お知らせ

【スタッフの声】小学生向け「家庭訪問型の学習支援」

<子どもたちを支援する>

 

拠点の学習会とは違う大変さ

こういう活動報告になると、「子どもの笑顔が素敵で」とか「子どもと関われて楽しい」っていう言葉を聞くことが多いと思うんですけれども、「やっぱりなんだかんだ大変だよね」っていう思いも持ちながら関わっています。

家庭訪問は月に1回、お家に行って2時間ぐらい一緒に勉強したり、一緒に遊んだりということをしています。ただやっぱり小学生にとって自分の家は自分のテリトリーで、自分の城ができてるんですよね。そこへスタッフが訪問するので「このゲーム見てよ」とか「いや勉強したくないよ」とか、鉛筆持つまでに1時間っていう子がとても多い。

家庭での学習習慣も無い子たちがとても多いので、そういった実態に向き合いながら少しずつ関係を作っていって、やっと少し勉強のきっかけを作れているかなっていうというころが実際の状況です。

家庭訪問だからできる子どもたちとの関わり

以下の写真は、3兄弟の可愛い子たちだったんですけれども、日本語が上手じゃない子達でした。これはスタッフ発案で、読み聞かせだったら日本語の勉強ができるんじゃないかと。そしたら3人すごく食いついてですね。何気ない風景なんですが、初めて良い空間ができたっていう記念すべき写真なんですね。

中高生と比べても、勉強のモチベーションはほとんどありません。でも学習習慣はつけてあげなきゃ、ということで行なっています。右下の写真はコロナ禍のオンライン支援のときのものですが、右から「勉強を教えてくれてありがとう」と一生懸命小学2年生の子が書いてくれたものです。こんな感じで月に1回なんですけれど、楽しみに待ってくれている。それから小学生なりに少しずつ成長している姿が見られることはとても意義を感じますし、単純に嬉しいです。

親子それぞれとの密な関係づくり

スライド下の緑の枠に書いてあるのは、保護者の方の声です。やっぱりご家庭に行くので、保護者の方との関わりもとても濃い。ここに書いてあるように「母子二人だけの生活なので、月1回でもお兄さんお姉さんが来てくれると、とても刺激的で嬉しいです」と言ってくださるお声。

「最初は勉強させなきゃ、とすごく焦ってたけれど、スタッフさんの関わりを見ているうちに、やっぱり他愛のない会話も大切なんだなと思いました」と考えを柔らかく持つようになってくださった方もいました。

困窮世帯のお家は、様々な事情でどうしても閉鎖的な空間になりがちです。そこに少しでも明るい光を届けられるようにと活動しています。

© Kidsdoor