すべての子どもが夢や
希望を持てる社会を
実現するため
キッズドアは
「社会を変える」
キッズドアは2007年の事業開始(2009年NPO法人化)以来、
日本の困窮家庭の子どもの支援に取り組んできました。
子どもの学習支援から始まった活動は、コロナ禍の影響や社会環境の変化に合わせて、
子どもから家庭、そして全国の団体や企業、さらに社会全体へ領域が広がっています。
3つのアプローチ
Vision
すべての子どもが
夢や希望を持てる社会へ
ビジョンを実現するためには
子どもへの支援だけでなく、
子どもを支える大人を支え
社会の認識・行動を
変える必要がある
Approach 1 子ども
すべての子どもに
学ぶ場を届ける
Approach 2 家庭
困窮する
子育て家庭を支える
Approach 3 社会
子ども達の危機を
社会に伝える
子どもを支援する
担い手を増やす
私たちは、子ども達が利用できる無料学習会や居場所の運営、様々な体験活動の提供にとどまらず、保護者や家庭に対しても、生活に必要な物資・食料や情報の提供、就労支援を行っています。
加えて、そのノウハウを伝える研修事業や、国の補助金や休眠預金の資金分配団体となり資金分配事業を行うことで、支援の担い手を増やすパートナー支援も行っています。
これらの活動やキッズドア独自の調査を通じて見えてきた子どもの貧困の実態や課題を、広く社会に発信し、必要な支援について政策提言することで、子どもを取り巻く環境の改善につなげています。
取り組む活動
学習支援・居場所支援・児童館運営
すべての子どもに学ぶ場を届ける
「経済的格差が教育格差であってはならない」の考えの下、無料でありながら質の高い教育支援を多くの子ども達に提供しています。また、学校や家庭以外の人的ネットワークにつなげることも欠かせない要素として、居場所支援もおこなっています。
体験活動・キャリア教育
すべての子どもに学ぶ場を届ける
子ども達が自分の将来について真剣に、具体的に考えることができる機会をキッズドアは提供しています。自然・農作業体験や美術館・コンサート、食育、企業のオフィスツアーなど貴重な体験を子ども達は得ることができます。「将来の夢が見つかりました!」そんな子ども達の声を体験活動・キャリア教育を通して聞くことができます。
東北支援事業
すべての子どもに学ぶ場を届ける
2011年の東日本大震災以来、キッズドアは仙台に事務所を構え、仙台と南三陸を中心に教育支援と復興支援の活動を行なっています。震災から10年以上がたった現在も、子ども達をとりまく環境は十分とは言えません。東北のすべての子ども達が夢や希望を持てる社会のために、活動を続けていきます。
ファミリーサポート事業
困窮する子育て家庭を支える
全国のすべての子育て家庭を支援する事業です。食品や文具などの『物資支援』、奨学金や給付金などの『情報支援』、スポーツイベントや自然体験などの『体験支援』、より生活を安定させるための『就労支援』を柱にしています。
全国プラットフォーム
子どもを支援する担い手を増やす
パートナー支援として、日本全国の子どもの支援に取り組む他団体に今まで培ってきたノウハウを伝える研修を提供しています。さらに、獲得した資金や補助金を分配する中間支援団体の活動も行なっています。
調査・提言・啓発
子ども達の危機を社会に伝える
制度策定に向けたロビーイング活動や子どもの実態を発信する活動をおこなっています。また、子ども支援の実践をもとに、国の委員会で提言したり、地方の自治体や団体に実践術を伝えたりしています。
その他のプロジェクト
キッズドアでは、すべての子どもが夢や希望を持てる社会の実現を目指し、「今」必要とされている支援をするさまざまなプロジェクトを展開しています。
数字で見るキッズドアの活動(2023年度)
活動の歴史
2007 年 から続く活動
まだ「日本国内の子どもの貧困」が広く認知されていなかった2007年に団体を設立し、一貫して子ども達が抱える様々な課題に対する活動を行ってきました。
学習支援を届けた生徒
2,078 人
小学生から高校生世代までの生徒が、キッズドアの学習会に参加しています。オンラインでの学習支援も引き続き行ない、今では生徒が全国各地から参加しています。
2023年度
実績
開催した学習会
5,949 回
少しでも多くの生徒に参加してほしい。そんな思いでキッズドアの学習会は年間約6,000回も開催されています。日本全国から多くの生徒が学習会に参加し、成長をしています。
2023年度
実績
大学・短大、専門学校合格者数
190 人(延べ)
生徒のニーズに合わせた様々な学習支援を行っています。今後も難関大学に限らず、生徒の志望校に合わせたきめ細かいサポートを、全国の高校生に行っていきます。
2023年度
実績
高校進学者数
238 人
ボランティアの力を借りて、経済的に厳しいご家庭の中学3年生をサポートし続けました。生徒一人ひとりに寄り添った支援により、2023年度もほぼ全ての生徒が高校へと進学しました。
2023年度
実績
支援を届けた子どもと親
603,860 人(延べ)
ファミリーサポート事業では、全国の子育て家庭を対象に食料や物資の支援、進学情報等の提供に加え、就労支援も行っています。2023年度は4,000世帯以上が登録しました。
2023年度
実績