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【イベント紹介】花壇にお花を植えました!
キッズドアは、海外にルーツをもつ子どもたちへの居場所・学習支援の自主事業「サラダボウル」を行っています。日本の学校に通っていても、日本語をとても流ちょうに話していても、日本の行事や文化的なことはよく知らないという子も少なくないです。そのため、サラダボウルでは学習だけでなく、体験活動の機会を増やせるよう様々なイベントを実施しています。
今回は、一般社団法人 cornerstone I•SHI•ZU•E様の「ガーデニングプロジェクト」として、
教室の外の花壇に花を植える活動を実施しました。
1か月前くらいから、土を耕したり、肥料を入れたり準備をしてきました。
当日が楽しみなAさんは「晴れるかな」とてるてる坊主を作ってくれました。Aさんのてるてる坊主の効果のおかげで、当日は晴天に恵まれ、無事実施することができました。
ガーデニングに詳しいボランティアさんの指揮のもと、活動を始めました。
まずは花壇の土を耕すことから。出てきた石や見慣れない虫に苦戦しながらも、土を柔らかくする作業を進めました。
次に、10センチぐらい掘って、花と花の間も10センチくらい間隔を開けて植えることや、ポットに入った植物の根は揉みほぐしてから植えることなどを教えてもらいました。子どもたち同士は「ここもう少し掘って」「誰か水汲んできてくれない」などと声をかけあい協力しあいながら作業ができ、仲を深めました。
子どもたちは穴を掘ったり、水をやったり積極的な活動ができました。土を触ったり、植物に触れたりすることで、子どもたちは非常にイキイキとしていました。また、振り返りの時間には、「白色の花と背が高い花を植えたよ」「ひまわりを植えられて嬉しかった」とたくさん感想が出てきました。また、学習のときとは、少し違った表情が見られ非常に有意義な時間だったことが伝わってきました。
初めは何も無かった花壇でしたが、みんなで協力して色とりどりのとっても素敵な花壇になりました。サラダボウルの子どもたちの日本語の力がぐんぐん伸びているように、花壇のお花も成長してほしいと思います。
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