東京マラソンのチャリティを通じて、より多くの子どもたちへ支援を

キッズドアは、東京マラソン2020チャリティに初めて寄付先団体として選ばれ、東京マラソン2024大会も寄付先団体として参加しました。東京マラソンチャリティとは、東京マラソンを通してチャリティの輪を広げる、東京マラソン財団のチャリティ活動で、寄付先団体に選ばれたキッズドアにご寄付をいただいた方から東京マラソンへの参加希望者を募り、東京マラソン財団に推薦することで、キッズドアが選出したチャリティランナーとして大会に参加できる取り組みです。今回は、2024年3月3日に開催された東京マラソン2024チャリティについて担当者に話を伺いました。

今回、キッズドアのチャリティランナーとして22カ国・151名の方が大会に参加されましたが、そのうち70%は海外から参加された方でした。東京マラソンは世界で最も名高く大規模な6つのマラソン大会（ボストン・ロンドン・ベルリン・シカゴ・ニューヨーク・東京）の1つで、6つの大会を完走するとその栄誉を称え「Six Star Finisher」のメダルがもらえます。そのため人気が高く、告知を開始してから海外からの問い合わせも多かったです。日本から参加された方は、東京マラソンのリピーターの方や、キッズドアにご支援をいただいている企業の方、東京マラソンをきっかけにマンスリーサポーターになっていただいた方など、日頃からキッズドアの活動を応援してくださっている方が多くいらっしゃいました。

キッズドアとしては初めての試みとなりましたが、キッズドアのチャリティランナー専用の「ホスピタリティルーム」をご用意して、走り終えたチャリティランナーの方々をお迎えしました。キッズドアは非営利団体として、個人・法人の皆さまからのご寄付によって子どもたちへの支援活動を行なっています。いただいたご寄付をできるだけ支援活動に充てるため、飲食提供などの支出を伴うおもてなしはできませんが、少しでもご支援の感謝をお伝えできるよう、感謝状のお渡しや記念撮影などでご挨拶させていただきました。

チャリティランナーの方々からは「いつも応援しています」や「今回はチャリティランナーに選出してくれてありがとうございます」などのお言葉をいただき、日頃の活動の励みとなりました。大会期間中、EXPO会場やホスピタリティルームに笑顔で来ていただき、私たちもとても楽しかったです。

2023年度、キッズドアが行なった無料学習会や居場所の運営、困窮子育て家庭を対象にとした物資支援などの支援活動全般に活用させていただきました。現時点での速報値となりますが、今年も2,000名を超える子どもたちに学習支援を届け、約200名が高校進学、延べ約100名が大学・短大・専門学校に合格することができました。また困窮家庭への食料・物資支援も延べ8,500世帯以上に届けることができました。2023年度の活動報告書は6月〜7月ごろに完成するかと思いますので、ぜひご覧になっていただけると嬉しいです。

次回の東京マラソン2025チャリティのランナー募集は、2024年6月下旬ごろから開始が予定されています。海外からのお申し込みも多いかと予想していますが、今後も末長くキッズドアの活動を応援していただけるよう、国内からの参加者も増やしたいと思っています。私たちは、東京マラソンの参加者を増やすことを目的としているわけではありません。東京マラソンのチャリティ活動を通じて、日本の子どもたちが置かれた現状を知っていただき、キッズドアの活動や子どもたちの応援者を増やし、温かいご支援をより多くの子どもたちへの支援活動へ繋げていきたいと思っています。企業でマラソンを趣味にしている方々のグループ申込も大歓迎です。東京マラソンチャリティにご興味がありましたら、ぜひスタッフにご相談ください！

チャリティランナーになって、一緒に子どもたちの未来を応援しませんか？

現在『東京レガシーハーフマラソン2024』のチャリティランナーを募集しています。
詳細・お申し込みはこちらのページをご参照ください。