スタッフレポート
教育格差
Withコロナ時代 学習会の完全再開に向けて
キッズドアの現場から 2020年7月
「東京都足立区高校生支援事業リライン」
困窮家庭の高校生のための居場所兼学習支援スペース「リライン」(東京都足立区竹の塚)では、6月10日から感染対策に十分配慮しながら学習会を再開しています。
スタッフはもちろん、来所した生徒に対する体温測定、コロナ症状チェックリストによる健康確認、手指のアルコール消毒やマスクの着用義務付け、密を避ける定員管理を行なっています。

生徒たちが通う高校もいまだに分散登校が続き、進学・入試情報も目まぐるしく変化する中で、より一層「リライン」へのニーズは高まっています。中退や留年を防ぐためにも、夢に向かって大学受験を目指すためにも、学びを止めないことは重要です。
休校期間中の試みでzoomを使ったオンラインの学習支援も有効に使えることがわかった為、英語の学習会はオンラインも活用して実施しています。
コロナ前は、スタッフが手作りし、みんなで食べていた夕食は、残念ながら、近所のお店でお弁当を購入する形になっていますが、食事の支援もしっかりと行なっています。

今後もコロナウイルスとの長期的な戦いが見込まれる中で、「Withコロナ時代」の学習会として最適なあり方を模索しながら、学習会作りに取り組んで参ります。
*「リライン」は、2020年に日本に初上陸したスキンケアブランド ロダン+フィールズ様 や多くの企業、個人の皆様のご支援を受けて運営しております。
