スタッフレポート
教育格差
子どもとともに歩んでます。
キッズドアの現場から 2020年9月
学習会スペースと居場所スペースの新しい複合型学習支援
「ラーニングラボみなと」
JR線 田町駅から徒歩9分。
夏の炎天下では少々遠く感じますが、程よい距離の場所に学習会に使う教室スペースと自習等に使う居場所自習のスペース「ラーニングラボみなと」はあります。
開所当初は、『新しい複合型学習支援拠点ラーニングラボみなと』として、2020年4月から利用開始を目指し準備を行っていました。
ところが、新型コロナウィルス蔓延による外出自粛に伴い準備を一時ストップ。6月の自粛緩和に伴い「何かできることは無いか」との考えのもと、自習スペースの利用を開始しました。

運営を開始して約3か月。
その間学校も再開し現在自習室の利用登録者は24名(小学校4年生~高校3年生)を数え、夏休み前の1学期末テスト時には、1日利用者が11名(現時点の1日最大利用者記録です。)の利用がありました。
スタッフはうれしく思いながらも如何にコロナ禍で「密を避ける」かに苦心しながら、毎日生徒から突然出る奇問珍問(もちろん普通の疑問質問の方が多いです。)に対して、トンチを利かせた名?迷?回答で応戦しています。

8月からは、ラーニングラボみなとでも無料英語学習会(English Drive)を開始しました。他拠点で行っているスタイルを踏襲し、生徒に楽しく英語を学んでもらえる場作りを行うと同時に、生の英語に接する機会、さらには保護者以外の大人(ボランティア)と接する機会の提供に努めています。
今年度も後半戦に入り、受験生は入試に向けて大事な追い込みの時期となっています。

受験生以外も、コロナ禍で生じた学習の遅れを取り戻すべく例年より早いペースで授業が進む中、多くの生徒がラーニングラボみなとを利用し頑張ってくれること、また少しでも私たちの支援が役立ってくれることを願っています。