子ども・保護者の声
教育格差
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「自分の言葉で伝えられた。実感を力に」高校3年生 M.Nさん
※キッズドアの「ANNUAL REPORT 2022」に掲載されたコラムより転載
高校生キャリア教育プログラム「STEP for Tomorrow」に参加して
幼い頃から、将来は 命を救う医療の仕事に就きたいと思ってきました。ただ、高校1年生まで水泳競技に取り組んでいたため、具体的な目標ができたのは遅く、高校2年生の夏でした。オープンキャンパスで虫歯治療を体験し、「歯科医師になる!」と決意しました。
ところで、子どもの頃から積極的で、人前に出るのが好きだった私にも、「自分の考えを周囲にうまく伝えられない」という課題意識がありました。そこで、伝える力を磨く「STEP for Tomorrow」に、「将来なりたいこと」というテーマで参加することにしたのです。結果、 色々な人生を歩む多様な職業の方の話を聞くうちに、自分の中の固定観念が消え、なぜ歯科医師を目指し、どう社会に貢献したいのか、率直に向き合うことができました。「私は、命を救う歯科医師になる」。最終プレゼンでは、適切な言葉で、自分の思いを伝えられたと思います。そしてもう1つ。15年後、キッズドアで自分の人生を伝えたいという、新しい夢ができました。この経験を糧に、国公立大学歯学部現役合格に向けて、全力で挑みます。