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薬剤師になることを目指して、より一層勉学に励みます――在校生の声
キッズドア在校生 Aさん(高校3年生)のスピーチ
※2024年6月6日に行われた『キッズドアチャリティパーティ2024』でのスピーチを文字起こししたものです。プライバシー保護のため一部加工・編集し、読みやすい体裁にするため一部文章を整えています。
本日はお忙しいところ、キッズドアチャリティパーティ2024にご参加いただき、ありがとうございます。
『キッズドア学園SBCメディカルコース』に通っております高校3年生のAです。私は高校1年生からキッズドアを利用し始めました。私とキッズドアの出会いは、キッズドア主催のプログラミング教室でした。そのプログラミング教室を担当していたキッズドアのスタッフの方からメディカルコースの紹介をしていただき、高校3年生になった今もこうして利用させていただいています。
私は自習室が開放されている週5日、ほとんど自習室に通っています。自習室では学校の課題とテスト勉強を中心に取り組み、高校3年生になってからは、受験を見据えて今までの復習も同時に取り組んでいます。途中でつまずくことは多々ありますが、その都度スタッフの方に質問して助けてもらっています。論理的でわかりやすく説明してくださるため理解がしやすいです。日々感謝でいっぱいです。
医療従事者になるという同じ目標に向かって、メディカルコースで一緒に勉強を頑張る仲間の姿を見て、私も頑張ろうという気持ちになります。そんな気持ちにさせてくれる生徒の皆にも感謝しています。
また、メディカルコースでは勉強することだけでなく、たくさんのイベントにも参加しています。その中でも特に印象的だったイベントが二つあります。
一つ目は、医療従事者の方によるキャリアトークイベントです。製薬会社に勤めている方や、助産師として働いている方から、学生の頃の話や現在の仕事についてなど、貴重なお話をお聞きし「医療従事者になりたい」という思いがより一層強くなりました。
二つ目は『くすりミュージアム』に見学に行ったことです。私には、将来薬剤師になりたいという夢があります。元々薬について興味がありましたが、実際にミュージアムに行って体験しながら学ぶことでさらに興味がわきました。幼い頃から、飲み薬や塗り薬をはじめ、たくさんの薬を日常的に使用していますが、詳しいことまでは知らなかったため、『くすりミュージアム』に行けたことがとても嬉しかったです。
その他にも、本来なら費用がかかる教材や模試・資格試験検定の支援や、勉強後の手作りの美味しいご飯など、日々のサポートが充実していると感じています。
私が今こうして自習室に通い支援を受けることができているのは、キッズドアの存在があるからです。キッズドアの存在があったからこそ、自習室のスタッフの方と関わって勉強を頑張ったり、不安なことを相談することができています。改めてありがとうございます。スタッフの皆さんの優しさ、話しやすさ、チームになって寄り添ってくださるその姿勢に、いつもいつも元気をもらっています。気持ちが沈んでいるときも笑顔になります。出会えてよかったと心から思える、そんな存在です。
最後に私達を支援してくださる皆様、いつも支援してくださりありがとうございます。私が今こうして自習室に通うことができるのは、キッズドアはもちろんキッズドアを支援してくださるたくさんの方々のおかげだと思います。普段は、支援してくださる方々の顔を見ることができないので、今こうして皆さんの顔を見ることができて嬉しいです。改めて感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございます。
そして関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちを持ち続けると共に、薬剤師になることを目指して、より一層勉学に励みます。今後も、私をはじめキッズドアを利用している生徒の応援をよろしくお願いいたします。
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