子ども・保護者の声
子どもの貧困
「電気代が心配でクーラーをつけずに頑張っています」 ── 困窮子育て家庭の声
『2024年夏の食料支援』で支援を受けた困窮子育て家庭から、たくさんの感想やお礼のメッセージが届いています。中には、物価や光熱費の高騰の影響で困難な状況に直面している様子が伝わるものもありました。
ここでは、そうした困難を抱える家庭のリアルな声をお伝えするために、実際に届いたハガキの一部をご紹介します。
※読みやすくするため一部文章の体裁を整えています
今年はまだクーラーをつけていません
このたびは、食の支援をくださり誠にありがとうございました。
毎日が苦しくて、どうしようもなく苦しくて、生きることをやめたら楽になるのかと考え涙が溢れてきます。
子どもは今高校2年生ですが、進学をさせてやれない親のつらさと向き合い葛藤する日々です。
今年はまだクーラーをつけていません。エアコンは25年ほど使っているので新しいものにしたいのですが、お金がありません。
どうか少しでも心穏やかに暮らせる未来がありますように。皆様もお体をご自愛ください。
ひとりで頑張るにはもう限界
お世話になります。たくさんの支援を本当にありがとうございました。
この夏は暑さが厳しく、エアコンを入れないと生活ができません。そうすると光熱費が上がり、食費を抑えるしかなく、子ども達には常に我慢をさせてしまっていました。外に出れば少なからずお金がかかりまので、毎日家にいる状態でした。まだ夏休みが続くので、こうした支援は本当にありがたいです。ひとりで頑張るにはもう限界でした。ありがとうございました。
今年もエアコンをつけずにまだ頑張ってます
食料支援をありがとうございました。夏休み…辛いです。
子どもが5人いるので、上の 3人はお家で昼ご飯、下2人は児童館でお弁当。5人分のお昼ご飯を前日の夜から下準備をする日々です。疲れてしまいました…。私はお昼抜きですが、苦痛ではないので大丈夫です。 今回いただいたカレーやレンジで作れるパスタなどを上手に活用します。上の子は高校生なのでそのくらいできると思われがちですが… やりません…。私が作っておいたものしか食べません。困ってます。
今年もまだエアコンをつけずに頑張ってます!! 精神的に私は今ちょっとダメです…耐えます。
子どもにお腹いっぱい食べさせてあげたい
今年は光熱費が想像以上に高く、本当に困っています。やり繰りするには食費を削る以外なく、それでも子どもには食べさせないわけにはいかず、とても苦しいです。
そんな時に届いた食品にとても助けられました。日持ちする物が多く、子どもが好きな麺類もたくさん送っていただき、本当にありがとうございます。子どもにお腹いっぱい食べさせてあげることができます。
電気代の予算オーバーは食費から補填するしかない
このたびは「夏の食料品」を送付していただき、本当にありがとうございました。家族で大切にいただいています。
値上がりして買うことをためらってしまう「米」や防災食品の「アルファ化米」は本当に嬉しかったです。子ども達はお菓子や麺類をすごく喜んでいました。
今年の夏はとても暑くて、日中お留守番をしている子ども達にエアコンは欠かせません。電気代の予算オーバー部分は食費から補填するしかなく、必要なタンパク質よりもお腹を満たす食事に偏っていました。頂いた食品を利用して、タンパク質をきちんと摂れるように工夫したいと思います。本当にありがとうございました。
スーパーや公民館で過ごして光熱費を抑えている
食料支援、本当にありがとうございます。
夏休みに入り給食がないため、毎日食費を切り詰めながら食事を作っていました。節約レシピを考えたり、休みの日中は近所のスーパーマーケットや公民館で過ごすなど、光熱費をできるだけ抑える工夫をしています。今回たくさんの食料をご支援いただいたので、子ども達にスパゲッティやカレーライスを食べさせることができます。レシピもありがとうございます。活用させていただきます。
子ども達の嬉しそうな顔が見れて、本当にありがたいことだと感謝しております。
物価高の影響で食がおろそかになりがち
いつもご支援ありがとうございます。
4歳の娘がおり、保育園に通っているため夏休み中も給食がありますが、物価高の影響で家庭での食事がおろそかになりがちになっていました。 支援をいただいたおかげで、浮いた食費で野菜や娘の好きなフルーツを多めに買えそうです 。今、品薄な貴重なお米まで入れてくださり感謝です。
娘に支えてくれる人がいることを伝え、感謝して食べたいと思っております。いつか社会に恩返しができるよう、日々頑張ってまいりたいと存じます。このたびは本当にありがとうございました。
クーラーをつけずに過ごしている
電気代が心配で、クーラーをつけずに過ごしていました。室温が33.7°cまで上がり扇風機ではまかないきれず、また、子どもの体調や疲れも気になったので、クーラーを少しだけ利用しながら生活しています。
「夏の食料支援」をありがとうございました。「とんがりコーン」のお菓子や「ホットケーキミックス」「 レトルトカレー」他、とても助かりました。ホットケーキの粉をたい焼きの焼き型に流し、子どもとお菓子作りをして楽しむこともできました。「コーヒーセット」の箱が入っていたので、 これまた感動! 疲れた私の至福のひとときです。すぐに1つ「キャラメルマキアート」を入れて飲みました。
本当に毎回感謝しています。ありがとうございました。
県外に進学した子に仕送りができていない
大きなダンボール箱、様々な支援のお品、本当に心温まるお気持ちに、胸がいっぱいになりました。
物価高で食品も値上がりし、日々の買い物に行くこと自体ためらってしまいます。夕方の値引き品を狙って出かけ、もはや半額のものでなければ買わない・買えない。子どもに申し訳ないと思いながら、そうするしかできずにいます。
県外大学に進学している子もいますが仕送りはできず、何か作った物でも送ってやりたいのですが、送料が高くてなかなかできません。
支援をいただき、お米も麺類も レトルト食品も長期保存ができるもので助かりました。大切にありがたくいただきます。ありがとうございました。
2024年夏の食料支援では、多くの皆様からのご支援により、申し込みのあった対象2,921世帯全てのご家庭に食料を届けることができました。また、追加支援200世帯、粉ミルク支援44世帯に加え、体験活動支援や学習支援も行いました。改めて深く感謝を申し上げます。
支援内容の詳細は「2024年夏 クラウドファンディング 実施報告書」をご覧ください。
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<冬休み緊急食料支援>
不足する食料と学習機会を子どもたちへ届けます
年末年始を迎える冬休みの生活苦。 暖房も気安くつけられず、出かける先も居場所もなく、イベントシーズンらしいこともできない。米の価格高騰を筆頭に、物価高の中、子どもたちはいまも苦しい日々を送っています。
食料と学習機会を子ども達へ届けるために、ご支援をよろしくお願いいたします。(2024年12月27日まで)
※クラウドファンディングページにリンクします