仕事の内容
広報

多くの企業や団体が様々なツールやメディアを駆使して、自らの活動について情報を提供しています。その結果、巷には情報が溢れかえり必要な人に必要な情報を届けることが非常に難しくなっています。
そうした中で、キッズドアへのアクセスを促進し、目指した成果を確実に上げていくために、メディアプロモーション、ホームページの充実、理事長対談イベントの企画、各種広報ツールの作成などを行うことが広報の主な仕事です。最近ではYouTubeなどに積極的に動画をアップする取り組みにも力を入れています。
ファンドレイジング

キッズドアの活動を財政面で支えるために、寄付金が大きな役割を果たしています。マンスリーサポーターのように定期的に支援を継続するタイプや、クラウドファンディングのように特定の目的のために集中的に寄付を呼び掛けるタイプに加え、最近ではチャリティマラソンやふるさと納税、遺贈など寄付も多様化しています。
こうした状況の中で、安定的に財源を確保しさらに支援の輪を広げていけるような取り組みを仕組みとしてしっかりと構築していくことが、これからの重要な仕事になってきます。
望まれる人材像

貧困家庭の子ども達が置かれている状況や、キッズドアの日頃の活動を自分の言葉で語り、人々の共感を得ることのできるプレゼン力が求められます。商品を売るわけではありませんが、一般企業で言うところの「営業力」はある程度求められます。
また、数ある情報の中でもキラリと光るセンスを感じさせる、訴求力のある広報を展開できる能力も大変有効です。最近ではメディアからの取材や出演の依頼が多くなってきていますので、そうしたメディア対応を行う広報官的なスキルも求められます。
インタビュー

木村文哉さん
どんな仕事をしている?
ご寄付をはじめ、キッズドアをご支援いただく方々とのコミュニケーションを担っています。メールマガジン等を通じた定期連絡や活動報告会の実施、また企業・団体様とはともに連携する形を作らせていただいています。より多くの方にキッズドアや社会課題を知っていただけるよう、ホームページやSNSの運営、外部メディア対応も担当する部門です。
常に心がけていることは?
現場の声を届けることが大切だと考えています。学習会等の現場の状況は毎日変わっていきますが、実際に私たちが現場にいる時間はほとんどありません。現場で活動するスタッフの声をもとに、アップデートされた正しい情報を伝えられるように心がけています。
仕事の「推し」は?
協働を体感できることです。スタッフの人員や運営資源をはじめ、実際にキッズドアという団体一つだけでできることはありません。多くのご支援があって初めて事業が運営できていることを、毎日実感できる部門です。私たちはキッズドアに関わる全員を「キッズドアファミリー」と呼んでいます。