子ども・保護者の声
子どもの貧困
「洋服1枚買えず、中学のジャージで過ごしました」 ── 困窮子育て家庭の声
『2024年夏の食料支援』で支援を受けた困窮子育て家庭から、たくさんの感想や感謝のメッセージが寄せられています。その中には、物価の上昇や生活費の負担が増える中、子どもも親も日々の我慢を重ねている切実な状況が書かれたハガキもありました。
ここでは、困難を乗り越えようとする家庭のリアルな声をお届けするため、実際に届いたハガキの一部をご紹介します。
※読みやすくするため一部文章の体裁を整えています
子どもが気を使って「おかわり」を我慢している
この度はたくさんの食品をありがとうございました。
現在、お米がなかなか手に入らず、しかも高額になっており、なんとかごまかしながら生活していました。
子どもも気を使っておかわりを我慢している姿もあり、申し訳ない気持ちでいました。他の食品も子どもの好物ばかりでとても笑顔が増えました。
子どもは1日2食、親は1日1食
たくさんの食料支援をしてくださり、本当にありがとうございました。
夏休みに入ってから親は1日1食、子どもは1日2食の生活をしていたので、子どもたちも久しぶりに1日3食、食事をすることができて喜んでいました。本当に助かりました。またよろしくお願いします。
洋服1枚買えず、娘はジャージで夏を過ごしました
いつも大変お世話になっております。このたびは、たくさんの食品を送っていただき誠にありがとうございました。スタッフの皆様、関係者の皆様、そして寄付を頂いた皆様に心より御礼申し上げます。
給食のない夏休みに加え、物価の高騰が厳しすぎ、エアコンも壊れかけて風しか出ない状態で、1日1日を生き延びている現状です。中学生の娘は年頃ですが、 服 1枚買えずひと夏中学のジャージ(それもお下がり)で過ごしました。悲惨です。
休日の食事は1食か2食
あんなにもたくさんの食材を頂き本当にありがとうございました。当初は抽選とのことでしたので諦めかけていましたが、まさかの全員に支援していただけるとのことで涙が出ました。 嬉しくて嬉しくて幸せです。
食材は、すごく活用できるもの、子どもたちが好きなもの、自分では買えないものなどが届き、本当に助かりました。
学校がある時はなるべく3食食べられるようにしていますが、休日は1食や2食のこともあり、私自身は ほぼ毎日1食でした。 少しの間でもまともに食事ができたので、本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
お菓子を買ってあげられなかった
お菓子が入っていて子どもがとても喜んでいました。子ども達にお菓子を買ってあげられなかったので大変助かりました。また、コーヒーやお米が入っていたので、夏休みのストレスがある中、私も少し休憩ができました。
スタッフの皆様、支援してくださった皆様、本当に助かりました。ありがとうございました。
親の食事は1日1食
開けたらすぐお菓子があって、子ども達は大喜びでした。
おかずがない日は育成にやらずお留守番。ご飯はシスコーンだけ置いて、仕事から帰ったら『お腹すいたコール』の毎日です。ごめんねとイライラで私もつらいです。安い牛乳を買い、ホットケーキを作りました。ものすごく喜んでくれました。ありがとうございました。
私は 1日1食ですが子ども3人は何とか3食食べれてます。大切に使います。本当にありがとうございました。
いただいたお米の金額分を野菜やお肉に回します
食料支援を受け取らせていただきました。思っていたよりもたくさん入っていたので、驚きとともに娘と大喜びしました。これもキッズドアの皆さん、企業さん、一般寄付者の皆さんのおかげです。
今は5キロのお米を買うのに2,000円くらいはするので、頂いたお米の金額分を野菜やお肉に回させていただきます。これは本当に助かります。
お菓子も毎回買ってあげることが難しい時があります。とんがりコーン などをおいしくいただきます。
お菓子・ジュースは買ってあげられない
食料をダンボールいっぱいに送ってくださり、本当にありがとうございます。夏休みだったこともあり、朝昼晩食と食材がいつもより必要だったため、本当に嬉しく思います。
また、地震や災害時に使用できる米やラーメンなども、かなり助かりました。少しずつ食べ、 災害の時にも使えるよう工夫して生活いたします。
子ども達は、お菓子・ ジュース・コンフレークを喜んでいました。普段、高くて買ってあげられないので親子で喜びました。ありがとうございました。
久しぶりに私も「おにぎり」ひとつ食べてもいいでしょうか?
このたびは、たくさんの食料支援をしていただきありがとうございました。
色々なものが値上がりして、今まで以上に何を買うにも悩みます。お米も高いので何軒も安いところを見て探し回り、自分はお米抜きで過ごしていたところです。久しぶりに私もおにぎり1つ食べてもいいでしょうか? 乾麺や野菜ジュース、レトルトカレーなど、長期休み中に助かる食材が盛りだくさんで、本当に本当にありがたいです。
心から感謝しています。まだまだ暑い日が続きます。体に気をつけてお過ごしください。
2024年夏の食料支援では、多くの皆様からのご支援により、申し込みのあった対象2,921世帯全てのご家庭に食料を届けることができました。また、追加支援200世帯、粉ミルク支援44世帯に加え、体験活動支援や学習支援も行いました。改めて深く感謝を申し上げます。
支援内容の詳細は「2024年夏 クラウドファンディング 実施報告書」をご覧ください。
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<冬休み緊急食料支援>
不足する食料と学習機会を子どもたちへ届けます
年末年始を迎える冬休みの生活苦。 暖房も気安くつけられず、出かける先も居場所もなく、イベントシーズンらしいこともできない。米の価格高騰を筆頭に、物価高の中、子どもたちはいまも苦しい日々を送っています。
食料と学習機会を子ども達へ届けるために、ご支援をよろしくお願いいたします。(2024年12月27日まで)
※クラウドファンディングページにリンクします
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【 これまでに食料支援を受けた困窮子育て家庭からの声 】