子ども・保護者の声
子どもの貧困
「私と息子は今ここにいなかったかもしれません」 ── 困窮子育て家庭の声
『2024年夏の食料支援』では、支援を受けた困窮子育て家庭から、たくさんの感想や感謝のメッセージが寄せられました。「支援物資の箱を開けた瞬間、子どもたちが笑顔になりました」といった喜びの声が数多く届いています。
支援は物的・経済的な助けとなるだけでなく「ひとりじゃない」「誰かが支えてくれている」という安心感を届けています。そのことが「もう少し頑張ってみよう」という希望を生み出していることが感じられるメッセージも寄せられました。
厳しい状況の中でも懸命に生きる家庭のリアルな声をお伝えするため、実際に届いたハガキの一部をご紹介します。この支援が、たくさんの笑顔と未来への力を生んでいることを、ぜひ感じていただければと思います。
※読みやすくするため一部文章の体裁を整えています
段ボールいっぱいの食材に温かい心遣いを感じ、ほっとしました
『シスコーン』というコーンフレークを初めて食べました。すごく美味しかったです。『とんがりコーン』も美味しくて、本当に感謝しかありません。息子が『シスコーン』にはまり、朝食とおやつに食べています。『とんがりコーン』は2人で指につけたりして楽しく食べました。
昨年主人が急性し、私と息子2人で寂しい夏休み…そんな時に段ボールいっぱいの食材に温かい心遣いを感じ、どれほどほっとしたでしょう。自然に笑顔が。こんなものもある!美味しそう!コーヒーも我慢していたのでコーヒーセットが嬉しかったです。
誰かが見守ってくれていると思うと力が湧いてきます
このたびは、たくさんの支援をいただき誠にありがとうございました。どの支援も大変ありがたかったのですが、お米がとても嬉しく助かりました。ここ最近どのスーパーに行っても品薄で、価格もいつもより高く、お米を買わないわけにはいかないけれど、どうしようと思っていたところに支援をいただきました。
夏休みはどこかに子ども達を連れて行ってあげたいのですがなかなか厳しいので、神座のラーメン券を使わせていただき、子ども達がお腹いっぱい笑顔いっぱいになって夏休みも楽しくなるように頑張ります。ひとりじゃない、誰かが見守ってくださり助けてくださると思っただけで、毎日大変ですが力が湧いてきます。多くの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
私と息子は今ここにいなかったかもしれません
夏の食料支援をありがとうございます。常温品がたくさんあって本当に嬉しいです。物価高の上にこの暑さで生活はさらに厳しいので、本当に命に関わるくらいありがたいと思っております。キッズドアに出会えてなかったら、私と息子は今ここにいなかったかもしれません。本当にそれくらい助けていただいたという認識が強くあります。心から感謝しております。いつか必ず私と息子は恩返しができるように毎日頑張ってまいります。このたびは本当に本当にありがとうございました。
子どもの笑顔を見て助けを求めることの大切さを感じました
お世話になります。このたびは食料支援をしていただき本当にありがとうございました。
箱を開けた時の子どもの笑顔を見ていると助けを求めることの大切さを感じます。孤独を感じることも多いですが、支援をしてくださる方がいることを心強く思います。ありがとうございました。
「頑張って生きていかなければと」励まされました
たくさんの支援品をありがとうございました。びっくりするほどの量で子どもも私も驚きと嬉しさでわーっと声を上げてしまいました。中でもレトルトご飯は手軽に食べることができるので大変役立っております。普段は高価なものになるので食べる機会がないので、嬉しく思いました。
見知らぬ方々からの温かい支援に心が温かくなり、一人じゃないな、助けてくれる人がいるんだなと思え、「頑張って生きていかなければと」励まされました。次は私も支援する方になって、できることをしたいと思います。ありがとうございました。
寄り添う気持ちの余裕までいただきました
夏休みの食料支援をありがとうございました。給食のない夏休みは恐怖でしたが、ご支援いただいた食品でこの夏休みを乗り越えられて、また私自身の気持ちも救われました。5キロのお米はどちらの家庭もとても助けられた気持ちでいっぱいのはずです。本当にありがとうございます。
今回のご支援のことを娘と話していて、「将来は自分も困っている人のために支援する側になってみせる」と勉強も頑張る気になったようでした。助けてくださった方々のおかげで娘に寄り添う気持ちの余裕までいただきました。感謝の気持ちを忘れず頑張ります。
子ども達を生かすことで精一杯です
今回もたくさんの食料をいただきありがとうございます。夏休みはお昼ご飯も準備しなければならないため、非常に助かりました。私ひとりの力で毎日子ども達を活かすことで精一杯ですが、こうやって支援をいただけることで何とか頑張っていこうという気持ちになります。これからもこの活動が続くことを願っています。親1人子ども4人、何とか頑張っていきます。ありがとうございました。
支えがあることを感じて涙しました
たくさんの食料品をいただきありがとうございます。夏休み前から食費の心配をしていました。学校の給食が本当にありがたいと感じてしまう長期休み。子どもには食費の心配なくお腹いっぱいになってほしいという思いと、どうやったら月の予算に収められるか…毎日1人で作戦会議をしました。今回の支援で気持ちにもゆとりができ、誰かの支えがあるということを感じることができ、暖かい気持ちに涙しました。
子ども達がパァッと笑顔になりました
この度はたくさんの食料を送ってくださりありがとうございました。本当にどうもありがとうございました。
箱を開けた時、子ども達がパァッと笑顔になり、それを見た私も嬉しい気持ちになりました。このようにご支援いただきましたこと、大変感謝しております。皆様に支えていただいて本当にありがたいです。辛いことも多々ありますが、また頑張ろうと思います。皆様もどうぞご自愛くださいませ。
2024年夏の食料支援では、多くの皆様からのご支援により、申し込みのあった対象2,921世帯全てのご家庭に食料を届けることができました。また、追加支援200世帯、粉ミルク支援44世帯に加え、体験活動支援や学習支援も行いました。改めて深く感謝を申し上げます。
支援内容の詳細は「2024年夏 クラウドファンディング 実施報告書」をご覧ください。
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<冬休み緊急食料支援>
不足する食料と学習機会を子どもたちへ届けます
年末年始を迎える冬休みの生活苦。 暖房も気安くつけられず、出かける先も居場所もなく、イベントシーズンらしいこともできない。米の価格高騰を筆頭に、物価高の中、子どもたちはいまも苦しい日々を送っています。
食料と学習機会を子ども達へ届けるために、ご支援をよろしくお願いいたします。(2024年12月27日まで)
※クラウドファンディングページにリンクします
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【 これまでに食料支援を受けた困窮子育て家庭からの声 】
- 「大学生は行政の手当が無くなるので、とても苦しいです」
- 「洋服1枚買えず、中学のジャージで過ごしました」
- 「電気代が心配でクーラーをつけずに頑張っています」
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「こんなに助けてくれる方々がいるんだね、頑張って行こう」
- 「白米を食べさせてあげられた」
- 「もやしと豆腐料理ばかりの日々」